SUITS/スーツ

EPISODE

第1話
「トラブルに乾杯」
To Trouble

ピアソン・スペクター・リット事務所からパートナーを含む従業員全員が去った。ルイスはハーヴィーを事務所に呼び戻し、ジェシカのもとにはマイクが関わった案件すべての顧客から集団訴訟の訴状が届く。ジェシカたちはパートナーを呼び戻そうとするが、連絡が取れない。一方、刑務所に入ったマイクは精神鑑定された後、監房へ。同室になったフランク・ギャロから刑務所にいる人間は信用するなと言われるが、マイクはギャロの話しぶりに親近感を抱く。

第2話
「解放宣言」
Accounts Payable

集団訴訟を起こされたハーヴィーたち。原告団の弁護士に要求額の10分の1で和解することを認めさせるが、ジェシカの前にジャックが現れ、出資金を返さないなら彼女を個人的に訴えるという。ジェシカは彼を黙らせるためにロバート・ゼインに頼み込む。一方、マイクはギャロにレイチェルの写真をバラまくと言われて取っ組み合いのケンカに。マイクと面会したレイチェルは不安になり、事情を聞くためにマイクと接見したハーヴィーは相手がギャロだと聞いて驚く。

第3話
「再起をかけて」
Back on the Map

オフィスの賃貸相手を探すルイス。ドナの助言に従い異業種の会社に決めるが、やってきたのは騒がしいトレーダーたちで青ざめる。事務所にはハーヴィーを顧問にしたいというウィリアム・サターが現れる。サターの会社は大企業だが証券取引委員会から告発されそうになっており、ハーヴィーは断るが……。一方、マイクはカウンセラーからギャロのことを申し立てるよう勧められるが、密告すれば後が怖いので断る。その後、同室のケヴィンがギャロから襲われる。

第4話
「秘策」
Turn

証券取引委員会のケイヒルから、ケヴィンの義父の情報を得ることを条件にマイクを減刑にすると言われたハーヴィー。だが、マイクは刑務所内で唯一の友達であるケヴィンは裏切ることはできないと話を断る。マイクが自分の身代わりとなって刑務所に入ったことに罪悪感を抱いているハーヴィーは、ケイヒルにある計画を持ちかける。一方、トレーダーのストゥたちからからかわれ続けているルイスは、オフィスをリフォームして仕切りを作ろうと建築家タラを雇う。

第5話
「勝ち得た信頼」
Trust

マイクの早期釈放のためにケイヒルと組んだハーヴィー。ケイヒルが狙いを定めているインサイダー取引の容疑者がサターだと判明し、複雑な思いを抱く。マイクはケイヒルが望む証言をケヴィンから引き出そうとするが、ケヴィンは口が重く、特に服役の原因となった出来事については語ろうとしない。一方、レイチェルは冤罪死刑囚救済プロジェクトで出会った服役囚ベイリーを救おうと奔走するが、DNAの証拠がないためプロジェクト側が却下したと聞かされ落胆する。

第6話
「夢と現実」
Spain

裏ではマイクの出所のためにケイヒルに有利に働くように画策しながら、表向きはサターを弁護するハーヴィー。起訴されて証拠の提出を求められていたサターは、棄却を申し立てるようハーヴィーに命じる。起訴が棄却されればマイクの出所の話はなくなるため、ハーヴィーは不正の証拠となる、ケヴィンが開発した売買ソフトをケイヒルに渡そうとする。一方、レイチェルは新規のクライアント探しに奔走するジェシカに代わり、自ら再審請求のために必要な証拠を捜し始める。

第7話
「揺さぶり」
Shake the Trees

ケイヒルが裁判所にサターの売買ソフトを提出したことで起訴の続行が決まり、ハーヴィーの裏工作を知らないサターは憤る。ハーヴィーはソフトのリーク元を捜すため社員たちに尋問まがいの面接を行うが、真の目的はサターを取り巻く人間たちに揺さぶりをかけることだった。一方、ハーヴィーに早くケヴィンから情報を引き出せと催促されたマイクは、ケヴィンの打明け話を伝えることができずに悩む。ドナの協力を得てケヴィンの妻ジルを面会室へ呼び出すが……。

第8話
「自由への切符」
Borrowed Time

マイクの出所に関する取引が取り消された。ハーヴィーは取引の話を元に戻してもらうため、検察側の証人フィリップ・アレンを証言録取で徹底的に追及する中、アレンが内部情報を流していた相手がケヴィンの妻ジルだったことが判明。ケイヒルはまずジルを起訴してサターの逮捕につなげようと考える。マイクはケヴィンを説得しなければならず、ケイヒルと取引してジルを免責にするよう話す。一方、レイチェルとジェシカはベイリーと面会し、死刑執行の延期を画策する。

第9話
「最後の切り札」
The Hand That Feeds You

マイクの出所の手続きが遅れている中、ケイヒルがケヴィンとジルの全財産を奪いにかかっていることを知ったマイクは、理不尽だと言ってケイヒルに抗議する。一方、ハーヴィーがギャロを仮釈放にしようとしていることを知ったハーヴィーの元上司キャメロン・デニスは、悪人を野放しにはさせまいと、昔ギャロが殺人を認めたときの録音テープを審査委員会の審問で流すと言い出す。ハーヴィーは偽証してまでもギャロを仮釈放させるのか、選択を迫られる。

第10話
「P.S.L.」
P.S.L.

出所したマイクにハーヴィーは事務所に戻って来いと話す。マイクは断るが、もう少し考えて欲しいと頼まれ悩む。そんな中、古くからの顧客であるジム・レイノルズが他事務所に乗り換えようとしていることが判明。ハーヴィーが出向くと、顧問契約を切ろうとしているのはレイノルズではなく取締役のドナルド・マニスであることがわかる。一方、ジェシカはベイリーの裁判で当時の弁護人ケイシーを証言台に呼び、アリバイ証人を真剣に捜さなかったことを指摘する。

第11話
「再出発」
She's Gone

レイチェルは父ロバート・ゼインから、卒業後は彼の事務所に来て欲しいと言われる。レイチェルは当然のように断るが、法曹協会の適性審査に通るためにはその方が有利だと言われて心が揺れる。一方、ロバートはハーヴィーに合併話を提案する。事務所を助けようとする意図だったが、自分が侮辱されたと勘違いしたルイスはロバートへの攻撃を始める。マイクはハーヴィーからの仕事のオファーを断り、法律相談事務所で人助けをしようと職探しをするが……。

第12話
「許しのアヒル」
The Painting

ドナの助言で母リリーに会いに行くことにしたハーヴィー。7年前、父親の葬儀のために実家に戻った際に、リリーが浮気相手のボビーとまだ関係が続いていることを知りケンカ別れして以来、会っていなかった。和解できる自信がないままドナに励まされ、リリーが勤める大学を訪れるが都合が悪いと言われ、弟マーカスの家に泊まることに。一方、マイクは正直に重罪の犯罪歴を自己申告したことと、一流事務所での経験を買われてネイサンの法律相談所に雇われる。

第13話
「ジレンマ」
Teeth, Nose, Teeth

マイクはハーヴィーにレイチェルと結婚することを報告し、レイチェルもドナに結婚の報告をする。そんな中、レイチェルは法曹協会から適性審査の面接を受けられないという手紙を受け取る。ハーヴィーが手紙の主であるサイデルに会いに行くと、合格させるための協力をする代わりに、自分のクライアントのライバル会社の株価を暴落させるよう不正を要求される。一方、ルイスは交際中のタラと、タラが交際していた相手ジョシュアが原因で大ゲンカをしてしまう。

第14話
「裏取引」
Admission of Guilt

マイクは一度はあきらめたもののレイチェルともども弁護士になりたいと考え、ハーヴィーとサイデルの裏取引に協力することに。競合するヴェロシティー社の株価を暴落させろというサイデルの要求に応えるべく、ヴェロシティー傘下の鉱業会社で健康被害を受けた元従業員を説得して回り、150人の原告団結成に成功する。ハーヴィーは堂々と協力できないものの訴状作りを後押しする。一方、ルイスはドナとカトリーナを動員してアパレル会社の女社長にプレゼンを行うが……。

第15話
「届かぬ理想」
Quid Pro Quo

ハーヴィーはサイデルと裏取引したことがヴェロシティー社のCEOパルマーに知られたため、マイクに訴訟を取り下げなければハーヴィーたちが告訴されると話す。だが、マイクは訴訟を取り下げる気はなく、弁護士資格を取ることを諦めようとする。ハーヴィーは何とか弱みを探ろうとするが、事務所にはパルマーの圧力により得意先から契約を見直したという連絡が次々と届き、ハーヴィーは仕方なく手を引く。それによりマイクはパルマーとの交渉に失敗してしまう。

第16話
「最強の味方」
Character and Fitness(最終話)

弁護士の適性審査の面接を翌日に控えたマイクは、審査があることは打ち明けずネイサンに休みをもらう。ハーヴィーとマイクの前に連邦検事補ギブスが現れ、急きょ審査委員になったと告げる。全員賛成票を入れなければマイクが合格できないため、ハーヴィーはギブスを委員から外そうと画策するが審査は始まってしまい、ギブスは審査自体を却下しようとする。マイクは全力でギブスの攻撃に持ちこたえようとするが、他の審査委員もマイクに批判的になってきて……。