SUITS/スーツ

EPISODE

第1話
「変わるものと変わらぬもの」
Everything’s Changed

ロバート・ゼインの弁護士資格剥奪と引退により、事務所の評判は地に落ちた。一方、ついにお互いの愛情を確かめ合い、一夜を共にしたハーヴィーとドナ。だが全くそのことに気づかないルイスは、ハーヴィーたちにロバートの顧客をつなぎ留めるよう指示する。サマンサは予想外の事態の急変に、裏で誰かが手を回していると考え行動に出る。その頃、ニューヨーク州法曹協会のフォークナーはアレックスに接触し、事務所からゼインの名を外すよう迫る。

第2話
「スペシャルマスター」
Special Master

ニューヨーク州法曹協会が事務所に送り込んできたすご腕弁護士フェイは、ルイスやハーヴィーらを無法者だとして、腐敗を一掃し事務所の浄化を宣言。手始めにゼインの名を事務所名から外すよう要求する。サマンサは軍隊時代の同僚ルーカスから、勤務先の軍需企業から不当解雇されたとして復職要求訴訟の担当を頼まれる。事態の悪化に思い悩むルイスは、IT担当のベンジャミンに法曹協会の定款を探ってフェイ解任の口実を見つけ出せと指示するが……。

第3話
「ラ・マンチャの男」
Windmills

トップの座を降ろされて落ち込むルイスは、旧友ソールから判事にならないかと誘いを受ける。判事になることは長年の夢だったルイスは、オファーを真剣に考える。ヴァーサライフ社の案件を扱っていたカトリーナに、手伝いを申し出たスーザン。カトリーナはチャンスを与えるが、スーザンは命令を無視して勝手に和解交渉をしてしまう。一方、ハーヴィーはセンサテック社のCEOダンに自分を雇わせて、間接的にフェイへの仕返しを企む。

第4話
「敬意なき関係」
Cairo

ハーヴィーとの交際を父ジェームズに報告するドナ。過去のいきさつからジェームズと折り合いの悪いハーヴィーは、ドナを喜ばせようと思い勝手に儲け話を根回しするが、逆にジェームズを怒らせてしまう。フェイは2人の交際を知り、利益相反が生じる恐れがあるので幹部としての投票権を放棄しろとドナに迫る。一方、アレックスのもとにはブラットン事務所時代の同僚クレイグが現れる。クレイグはアレックスの過去を持ち出して、ある要求をする。

第5話
「銃とバイオリン」
If The Shoe Fits

マイクが突然シアトルからやってくる。バスケ選手のジェレミーから依頼を受け、かつてハーヴィーが担当だったブリックストリート・アスレチック社を相手取った訴訟のためだった。現在の担当者はサマンサだったが、ハーヴィーと対決しに来たマイクの意を汲んでハーヴィーはサマンサと一緒に案件を担当することに。ルイスは妊娠中のシーラのイライラぶりに手を焼いている。そんな中、シーラは仕事のミスで多額の寄付金を断られてしまう。

第6話
「倫理観」
Whatever It Takes

フェイに解雇されたサマンサの訪問を受けたロバートは、報復したいと息巻くサマンサに仲間たちの対応を待つよう諭す。サマンサの解雇に責任を感じるハーヴィーはルイスやドナと話し合い、フェイの過去の汚点を探すことに。フェイの前夫ジョージに会い、離婚当時の事情を聞き出す。一方、怒りが収まらないサマンサはFBIの捜査官トムに接触し、フェイの捜査を依頼。トムは見返りとしてギャヴィンのマネーロンダリングの証拠を要求する。

第7話
「ロードトリップ」
Scenic Route

辛い生い立ちを持つサマンサが、実父を訪ねることに。旅に付き添うことにしたハーヴィーがマスタングで迎えに行くと、サマンサは驚く。マスタングは子供時代の暴力的な里親や10年前の不倫相手のことを思い出させる車だった。一方、ルイスはハーヴィーにかかってきたテッド・タッカーからの電話に出て、思わずハーヴィーのフリをしてしまう。顧問契約を希望しているテッドからランチに誘われ、ルイスはハーヴィーとしてテッドと会うことにするが……。

第8話
「囚人のジレンマ」
Prisoner’s Dilemma

ケイヒルが州司法省のマリクに逮捕された。容疑は、かつてサターの件でハーヴィーと共謀した件だ。執拗にハーヴィーを恨むマリクが今更サターを持ち出した根拠を知り、裏があると考えたハーヴィーは自ら弁護人となって守秘義務を盾に対策を練る。一方、ルイスは妹エスターから現在進行中の合併話をつぶして欲しいと頼まれる。相手企業の経営者ポールはエスターの元上司で、エスターにはどうしても同僚になることが耐えられない理由があった。

第9話
「命運を賭けた対決」
Thunder Away

突然亡くなった母リリーの葬儀で涙ながらに弔辞を述べたハーヴィーは、弟マーカスからリリーが投函し損ねた手紙を受け取る。ドナはマイクにサマンサと協力してフェイを追い出して欲しいと頼む。サマンサはマイクを代理人としてフェイを不当解雇で訴えるが、フェイはハーヴィーとルイスに自分の弁護を依頼。ある条件を持ちかけられ、応じなければ事務所を潰すと脅された2人は、事情を隠してマイクたちにフェイの代理人になったことを告げる。

第10話
「クローザーの条件」
One Last Con(最終話)

フェイの不当解雇をめぐる裁判で、マイクとサマンサ、フェイの代理人ハーヴィーとルイスは激しい攻防戦を展開する。だがフェイは満足せず、取引を無視してハーヴィーに証言を命じる。進退窮まったハーヴィーは、ついにマイクに全てを打ち明ける。マイクはクビになったカトリーナをも巻き込み、全員で大芝居を打つことを発案。大芝居当日、会議室にフェイを呼び出した一同は修羅場を熱演する。果たしてフェイを追い出し、事務所を守ることはできるのか……?